TOPへ

歯科口腔外科

歯科口腔外科で対応可能な症状

  • 親知らずの生え方に問題がある
  • 親知らず周辺に炎症や痛みがある
  • 口を開け閉めすると顎が痛む、カクカクと音がする
  • 慢性的な肩こりや頭痛がある
  • 転倒や事故で歯が折れた、グラグラしている

親知らず

前から数えて8番目の歯(1番奥に生える歯)のことを「親知らず」といい、正式には「第三大臼歯」「智歯(ちし)」と呼ばれます。
親知らずは全ての人に必ず生えるわけではなく、上下左右の4本すべて生えている方と、何本かしか生えてこない方、1本も生えてこない方などさまざまです。

親知らずが生えてくるタイミング

親知らずは永久歯の中で一番遅くに生えてきます。 子どもの歯(乳歯)は生後5、6ヶ月頃から生え始め、3歳頃には20本全ての乳歯が生え揃います。
そして、6歳前後から12歳前後の間に乳歯から大人の歯(永久歯)に生えかわりますが、親知らずは10代後半から20代前半頃に生えてくる方が多いです。
自分でも気がつかないうちに生えていたという方も少なくありません。

親知らずは抜いたほうがいいの?

  • 親知らずが歯肉に埋まっていて、周りに炎症や痛み・膿などが生じている場合
  • 親知らずに歯ブラシがきちんと届いていなくて、むし歯や歯周病リスクが高い場合
  • 親知らずが中途半端に生えていて、周りに炎症を繰り返している場合
  • 親知らずが斜めや横向きに生えていて、歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼしている場合
  • 親知らずの周辺に含歯性嚢胞などの嚢胞や腫瘍がある場合
  • 親知らずが頬の内側や舌などを傷付けている場合

レントゲンや歯科用CTでの精密検査をしたうえで、必要に応じて適切な時期での抜歯をご提案させていただきます。

痛み・腫れが少なく、親知らずの抜歯を行うために

当院では歯科用CTを用いた、安全性と精度の高い親知らずの抜歯を行っています。
親知らずの抜歯にはさまざまなケースがあり、生え方によって抜歯方法は異なります。精密に診断しなくては歯の神経を傷付ける危険性や、大量出血してしまう危険性などがあります。
歯科用CTを使用することで、抜歯によって神経を傷つけるリスクや出血などのリスクを回避し、痛みや腫れを最小限に抑えた精度の高い治療をご提供いたします。

顎関節症

口を開け閉めした際にカクカクと音が鳴ったり、痛みが生じたり、大きな口が開けられないなどの症状がある場合は、顎関節症の可能性が高いです。
顎関節症の原因はまだ詳しく解明されていませんが、歯並びやかみ合わせの乱れ、詰め物・被せ物の不適合、歯ぎしり・食いしばり癖、頬杖・うつ伏せ寝などさまざまなことが要因と考えられています。
一時的な症状であれば、安静にすることで自然治癒しますが、症状が長く続くようであれば、主に就寝中に使用するマウスピースなどで治療を行います。
顎関節症はそのまま放置していると慢性的な肩こりや頭痛、眩暈などの全身症状を引き起こすおそれがありますので、早めにご相談ください。

外傷

運動中の転倒や事故などで歯やお口に大きな衝撃がかかると歯が折れたり、お口の粘膜を傷付けたり、顎の骨が折れたりすることがあります。外傷があった場合には、早急に歯科医院を受診するようにしましょう。
早期に適切な処置を行えば、折れた歯も元に戻せる場合があります。歯が抜けた場合や大きく折れてしまった場合は、歯を拾い保存液か牛乳に漬けてお持ちください。
当院では必要に応じてレントゲンや歯科用CTでの精密検査を行い、適切な処置を行っています。